きれいに片付いている部屋で、シンプルで丁寧な生活を送るのって、なんだか素敵ですよね。
オタクゆえに同人誌やらグッズやらが溢れている汚部屋の住人な私ですが、最近なぜか急に片づけ欲が湧いてきました。
まさに天啓ともいえる唐突さで!
我ながらビックリしたので、今の心境を書いてみようと思います。
私は根っからの片付けられない女
物心ついた時からずっと、私の部屋は汚いです。
同人世界に足を突っ込む前から、読書やゲームが大好きだったので本やソフトが溢れかえる部屋でした。
きれい好きな母からはいつも怒られていましたが、だんだんと母も諦めていって、年末年始の大掃除以外は口うるさく言わなくなっていきました…;
大人になってからも片付けは苦手で、昨年末の大掃除でも片付けているつもりだったのですが、いまいちきれいになっていません。
だから私は自身を「片付けられない女」だと思っていたのですが、最近ふと思い立ったのです。
片付けが下手という以前に、物が多すぎて部屋に収まっていないのでは…?と。
ミニマリストは「極限まで物を捨てる人たち」ではなくて「自分に必要な物だけを所持する人たち」
数年前から話題になっている、ミニマリスト。
大きな家具が何も無いリビングで過ごすミニマリストの姿などをテレビ番組で観たため、彼らはとことんまで物を捨てることに快感をおぼえる人たちなのだと私は誤解していました。
しかし、実際にはそうではないんですよね。
極限まで物を減らし、テレビもベッドも無いのがミニマリストのデフォルトというわけではないんです。
もちろん、それが自分で心地良い状態だという人もいますが、ミニマリストのすべてがそうではない。
ミニマリストは、自分に必要最低限な所持品を見極めて、時間にゆとりのあるシンプルながらも豊かな暮らしをしている人たちです。
だから、ベッドが必要なミニマリストもいれば、ある程度たくさんの洋服を必要とするミニマリストもいる。
ミニマルの基準は、人それぞれ。
それに気がついた時、ふと思ったんです。
オタクだって、私だって、ミニマリストを目指せるのではないか、と。
この部屋には不要な物が多すぎるのではないか、と。
そもそも、オタクで物が多いから片付かない、というのはただの言い訳。
オタクでも部屋がきれいな人は、たくさんいるんですから。
そう気付いた私に、捨てよ、と天啓が降りてきました。
片づけ・整理整頓は物だけではなく自分の心にも作用する
片づけを決意してから、少しずつですが物を減らしています。
まずは雑貨類をゴミ袋3つ、洋服をゴミ袋2つ分を処分しました。
それでも、まだまだ物が多いです。
この部屋の大半のものは不要物なんじゃないか、と思い始めています。
いつか使う、は使う日はこない。
もったいない、ととっておくスペースがもったいない。
買った時に高くても、ただ寝かせていたらただのゴミ。
そんなようなことをモットーに、毎日少しずつ片付けを進めています。
一気にやろうとすると心が挫けそうだし、面倒になって処分の判別を間違えてしまいそうなので、少しずつ丁寧な仕分けを意識しています。
そうして片付けていると、だんだんと自分に必要なものが何なのか見えてくるんですよね。
このグッズは捨ててもいいかなと思えるけど、こっちのフィギュアは絶対に捨てられない、とか。
自分の中のある程度の基準のようなものが分かってきます。
そうすると、その基準が自分の生活スタイルをどうしたいのかも、なんとなく見えてきます。
私はパソコンは絶対に手離せないけれど、テレビやゲーム機は手離せるな、と思っています。
少し前の私では信じられないことです。
でも、なんだかスッキリした気持ちなんですよね。
不要な物をすべて手離したらどうなるのか、とても楽しみ!
物を捨てていって、ここが限界・これ以上は減らせないというところまで到達した時、どんな生活になっていくのか。
いろいろと想像しては、楽しみになっています。
きれいな部屋でのんびり過ごす時間を夢見て、少しずつ整理と片付けを頑張っていこうと思います!!
ミニマリストに近付けたかどうか、また機会をみて書きたいです♪