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「翔んで埼玉」は埼玉県民にこそ観てほしい!

映画

埼玉県民として観なくてはならない使命感にかられ、話題の映画「翔んで埼玉」を観てきました。
いやー、大変おもしろかったです!

公開から1ヶ月ほど経っているというのに、祝日の日中とはいえ埼玉某所の映画館では満席!
周囲の埼玉県民たちも上映終了後に「面白かったねー!」と良い笑顔で言い合っていました^^

※物語の流れや結末にはあまり触れませんが多少のネタバレを含む内容の記事ですのでご注意ください!!

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埼玉県民だからこそ思わず笑ってしまう埼玉ネタ

原作は「パタリロ」で有名な魔夜峰央先生が描かれた、映画タイトルと同名作品の「翔んで埼玉」です。

私は原作は未読だったのですが、映画が面白かったので読んでみたいなと思っています。
埼玉をディスっている作品ということで、埼玉県民として興味をもって観に行ったのですが、あくまでも冗談の延長線上のディスであり埼玉県を貶めようという意図があるわけではないので、不快感はありませんでした。

というか、埼玉県民だからこそ「あぁ、あるある」「わかる~」「それな!」と思わずクスッと笑ってしまうネタがたっぷり。
むしろ、関東民以外が観たら面白さが少し下がってしまうのでは?と心配になるくらいでした。

だって「蕨」とか「与野」とか、埼玉県民(もしくはその辺に行く機会のある関東民)じゃないといまいちピンとこない地名だと思うんですよ。
知らないまま観ていても面白い作品には変わりないとは思いますが、その地名を知っているからこそつい笑ってしまう場面というのがけっこう多かったです!

あと、千葉県もおいしいポジションでしたね!
群馬県・栃木県・茨城県の方はちょっと悶々してしまうかもしれないなぁ…とちょっと心配。

ボーイズラブというよりまっすぐな純愛

私は何の前知識もなく行ったので、二階堂ふみさん演じる壇ノ浦百美は女の子だと思い込んでいたのですが…なんと男の子でした!

この百美、GACKTさん演じる麻実麗にゾッコンなんですよ。
作中でも「ボーイズラブじゃん!」って突っ込まれてましたが、男の子が男の子に恋しているんですね。普通に。

事前にこの情報を分かっていてボーイズラブ(BL)に抵抗感のある人は、観るのを躊躇うかもしれません。
でも、なんというか…BLという括りにするのがちょっと違和感があるというか、ほんとひたむきで健気な純愛なんですよ。

いや、BLだってまっすぐな純愛ネタはたくさんありますけど、私も腐女子なのでそれはもう重々わかっているんですけど、そういうのとはちょっと違うというか!上手く言えないんですけど!!

最初はお高くとまってて嫌な奴に見える百美ですが、この子はとてつもなく素直でまっすぐなんですよね。
父親を尊敬しているときには父の教えに従って都会指数のものさしで人を差別していましたが、百美は心の底からそういう意識をもっているというわけではないです。
だから、麗が埼玉県出身だと分かったからといってそれを否定せず、口に出すのも戸惑っていた地名の場所までもついていこうとするんですよね。

好きなひとのために一生懸命に動いている姿は本当に健気で、すごく尽しているのに、目的を達成したときに求める代価はキスひとつだけ。
「君のために頑張ってるんだから付き合って」くらい言いそうな性格なのではと思いきや、本当に純粋でひたむきなんです。

麗は初めは百美を利用できるならしてやろうくらいに考えていたのではないかと思いますが、その素直さ健気さを本当の意味で「かわいい」と感じるようになったのかもしれないなぁとも感じました。

百美と麗の信頼関係は、ラブが抜けたとしても成り立つものというか…、ものすごくピュアで強固なものなんです。
だから、BLが苦手な人でもそこまで嫌悪感を抱かない範囲なのではないかな?と個人的には思いました。

埼玉県民は元気になれるし、老若男女問わず楽しめる作品!

埼玉ディス作品とされていますが、実際には埼玉の良いところ…というか「名産品とか観光地とか殆ど無いけど、これといった不満も少ないし実は埼玉県って結構いいところなんじゃないかな」という気持ちにさせてくれます。

笑えるところも多いですが、終盤は胸が熱くなる展開になっていて盛り上がりますし、ちょっとせつなくなる場面もあったりします。

私が観に行ったときは、子どもからお年寄りまで様々な年代の人たちで席が埋まっていましたし、男女比も半々くらいでした。
著名な俳優さん・女優さんが出演されていますし、当然ながら皆さん演技もお上手で作品世界にググッと入り込めますし、どの世代が観ても面白さを感じられる作品だと思います!

特に関東で生活している人にとっては馴染みのある地名やネタがふんだんに盛り込まれているので、他地域の人以上に楽しめるのではないかと感じました。

肩の力を抜いて気楽に観られますし、笑って元気になりたいときにオススメの作品です!