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映画「Diner ダイナー」ネタバレ感想!ストーリー展開の仕方はイマイチだけど、それを補う魅力もある!

映画

※こちらは映画「Diner ダイナー」のネタバレを含んだ感想記事ですのでご注意ください!!

蜷川実花監督の新作映画「Diner ダイナー」を観てきました!
うーん…と感じるイマイチな部分はありつつも、全体的にはそこそこ楽しめたので、ネタバレを含みながら感想を書いていきたいと思います。

ちなみに、原作は平山夢明氏の小説「ダイナー」です。
私は未読の状態で映画を観たのですが、理解を深めるためにも原作をぜひ読んでみたいと考えています!

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「Diner ダイナー」はかなり疾走感があるというか、次々に事態が展開していきます。
正直なところ、少々置いてきぼり感がある場面もいくつかありました。

原作未読でもなんとかついていけますが、冒頭から既に疑問点は生まれます。

・主人公のオオバカナコは何歳くらいなのか?
・カナコの元々の生活内容が分かりづらい
・カナコが受けた30万円のバイトあたりの展開が不明

細かいことを気にしないタイプなら、脳内に「?」を描きながらも一応はなんとなくの勢いである程度は楽しめてしまえるので、原作が未読のままでも問題ないと思います。

ただ、些細な引っかかりが気になって集中できなくなってしまう人は、事前に予習しておいたほうが良さそうです。

その後も結構なスピード感で進んでいくので、約2時間の上映時間はあっという間でした。
良く言えば「疾走感がある」悪く言えば「ストーリー展開が雑」という感じです。

個性豊かな殺し屋たちも、大半は登場したと思ったらあっという間に退場してしまいます。あっけない。

主人公級のボンベロについても、よく分からないまま終わったような気がします。
いや、どういう性格なのかという部分はさすがに見えてきましたが、シェフになる前のことはほぼ不明です。

いちばん掘り下げられていたのって、カナコを除けばスキンなんじゃないだろうか…という感じでした。

・ボンベロとスキンは仲良さそうだけど何故なのか?
・ブロ(だったと思うけど違ったらすみません)がキッドを殺そうとしていたのは何故なのか??
・1周忌の懇親会みたいなやつで無礼図の部下はレストラン近辺にあんなにいたのに他勢力の部下が皆無なのは何故なのか???

いろいろと謎は残りました。
原作を読めば解決することなのか、原作にも書かれていないことなのかは分かりませんが、とりあえず映画版ダイナーの話の展開は力技すぎるなぁと感じました。

デルモニコの死の真相とか、マテバの暗殺についてとか、そのあたりでもうちょっとミステリー要素を詰めたりしたまた違ったのかもしれませんが…うぅん、残念です。

映像はただただ美しい!大画面で色彩の美しさを感じるのは幸せ!

ストーリー面はズタボロに言ってしまいましたが、映像は本当に美しかったです!!

映画「Diner ダイナー」の魅力は映像美に集結しているのではと思うほど、どの場面で一時停止してもインスタ映えしそうというか、とにかく美麗でした…!!

まず、主人公・カナコを演じている玉城ティナさんが、とにかくもう可愛い!!!!

最初のほうの怯えて小鹿のようになっている姿も、吹っ切れて可憐に強気な笑みを浮かべている姿も、とにかく可愛い。
女の私でこれだけ身悶えて「うっ…かわいい……」って尊さを噛みしめているんだから、男性だったらほんともう堪らんのではないでしょうか!かわいい!!

ほかのキャスト陣もほんと顔面偏差値高い人ばかりなので、画面の作画が良い。神作画。美しい。ありがとうございます!!

特に窪田正孝さんのスキンがほんと、憂いがあって優しい感じが出ていて好きでしたね~!
性格や言動も凄く好きで、スキンを眺められただけで私は満足だったんですが、──それだけに彼の最期が心苦しい。
でも、傷だらけの顔なのにあれだけ美しいってほんと、すごいです…感謝……!!

というわけで、映像はとにかく美しかったのですが、ひとつ残念なのが「食べ物が美味しそうに見えなかった」こと。
いえ、食べ物だって美しいんですよ。映像としては。
でも、毒々しい色彩なので美味しそうには感じられなかった。

唯一、美味しそうだな~と思ったのはスキンのスフレでしたね。
まぁ、同時にトラウマアイテムでもあるんですけど…;;

期待はしすぎず美味しそうなところだけつまみ食いする感覚で楽しむべき作品

キャスト陣も豪華なので、大きな期待を抱く人も多いと思います。
でも、過度な期待で映画「Diner ダイナー」を観ると、途中でチベットスナギツネのような顔になってしまうかもしれません。

私の場合、「俺はぁぁぁここのぉぉぉ王だ!!」「砂糖の一粒までもが俺に従う!!」というキレッキレの藤原竜也さんを楽しみにしていたのですが、彼が演じたボンベロは比較的おとなしめというか、冷静に考えると不憫枠だった気がします。
ドSではありましたが、だからといって絶叫するキレッキレな狂人ではありません。ちょっと残念。

ただ、想像以上に窪田正孝さんのスキンを堪能できて満足したので、期待値はプラマイゼロになったかなぁ~という感じです。

期待しすぎず、豪華キャストの高レベル顔面偏差値と映像美を眺めに行くんだ~程度のテンションで観に行くことをオススメします!!