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同人イベントで頒布数0だったときの気持ちの切り替え方

オフ活動

同人イベントにサークル参加して、思っていたよりも少ない数しか頒布できなかった──どころか、頒布数0だった経験ありますか?
私は3回あります。

初めてサークル参加したときから3回目まで、ずっと頒布数0でした。

そして、今はオフ活動はお休みしていますが、最後にサークル参加していた数年間はイベント分・書店分合わせて250~300部くらいは頒布できるようになっていました。

心が折れそうになったこともありましたが、それでも紆余曲折を経て成長できたと思います。
今回は、そのあたりのおはなしをしていきたいと思います。

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イベントで頒布数0だったときには自作品の頒布以外の目的に意味をもたせるようにする

同人誌を作るのってすごく楽しい反面、原稿期間中の心身への負担が結構なものです…!
そのぶん、できあがった本を見たときの感動と喜びはひとしおですよね^^

そんな可愛い我が子のような本を誰かに手渡せるときの喜びは言葉では言い表せないほどのものです。
そして、逆に誰の手にも取ってもらえなかったときの絶望感も筆舌に尽くしがたいものです。マジで。

これは本当に経験したことのある人じゃないと分からない感覚だと思うのですが、なんで私ここにいるんだろう…って気持ちになります。

分かっているんです。
同人活動はファン活動であり、自分が作品を書いているのも、同人誌を作っているのも自己満足であり、誰の手に渡らなかったとしても本が完成した時点で完結しているも同然の趣味なんだと。
営利目的ではないのだから、誰にも頒布できなくたって当たり前くらいの精神でいるべきなんです。たぶん、本来は。

でも、なんというか、そういう問題じゃないんですよね!!
時間もお金もかけて作った大事な本を、誰にも手に取ってもらえなかったという事実が重くのしかかるというか。
赤字とか在庫抱えるとかそういう現実的なことよりも、何より精神的ダメージが半端ないのです。

周囲が完売だらけだったり、お隣にはひっきりなしに人が来るのに自分のところだけ総スルーされているときの悲しさ・切なさはほんと…つらい……;;

初参加でこの状況に陥った私は、「このままではまずいな」と思いました。
このまま絶望だけを持ち帰ったのでは、同人活動が嫌な記憶となってしまい、せっかく見つけた趣味から離れることになってしまうと考えたのです。

だから、気持ちを切り替えるように努めました。
自作品の頒布以外にイベントに参加した意味を見つけることにしたのです。

①同人イベントの雰囲気そのものを味わいに来た

同人イベントって、けっこう独特の雰囲気があると思います。
各ジャンル・各CPのゾーンによって、ガラッと空気が変わりますよね。
自分の好きな作品のファンが集まってきている熱気というのは、実際に体感してみると妙にクセになります。

コスプレをしている人たちを眺めるのも楽しいです^^
他ジャンルコスの人が自ジャンルの本を買っているのを見たりすると、クロスオーバー感があって面白いですね(笑)

あと、個人的には、みんな思い思いの服装で来ている雑多感も大好きです。
効率のいい買い物に特化したスタイルの人もいれば、モデルみたいにオシャレで綺麗な人もいるし、ロリィタや着物などに身を包んでいる人もいる。
一般的な友人関係って服装の好みが似通っていたりしますが、オタク同士の友達ってファッションの方向性がバラバラです。
そういうカオスな集まりがひとつの萌えについて「分かるー!」「それな!」と共感しあっている姿を眺めるのが、私は大好きです。

同人イベント独特の空気を味わうために参加していると思って周囲の様子を見るのも、気分転換のひとつになるかと思います。

②友人・知り合いや憧れの作家に会えるチャンス

現在の同人活動では、SNS上で知り合って交流していくという流れで仲間が増えていくことが多いです。
PixivやTwitterを通じて知り合って仲良くしている人と、同人イベントで初めて顔を合わせるという流れも多いと思います。

SNS上では頻繁に会話を交わしていても、在住地が離れていればなかなか会う機会はありません。
同人イベントの会場は様々な地方から同志が集まってくる貴重な場所、とも言えます。

自サークルの頒布状況が芳しくなくても、仲がいいのになかなか会えない友人・知人と直接顔を合わせて交流できる楽しみがあれば、イベントに参加してよかったなぁと思えます。

面識はなくても好きな作家さんや憧れの作家さんに応援・感想の言葉を届けに行くのも、良い思い出になると思います^^

③会場限定の本やグッズ・ノベルティを入手できる

通販では入手できない、同人イベント会場ならではのものをゲットできるのも嬉しいことです。
会場限定・通販無しの同人誌はもちろん、無配やノベルティなどを入手できると幸せな気持ちになりますよね。

イベント会場に足を運んだからこそ得られたものがあると、同人イベントに参加してよかったぁという心情になれます。

ただし、1人参加の場合には、時限頒布をしないこと・スペースを無人にする時間を作りすぎないことを注意しましょう!

④会場もしくは会場付近で美味しいものを食べる

イベント会場内もしくはその近辺で、普段は食べないような美味しそうなものを食べて帰るというのも気分転換になります!

例えば東京ビッグサイトの場合、建物内に様々な飲食店が入っています。
けっこう混み合って待ち時間が長い場合もありますが、美味しいものもいろいろとありますよ^^

あと、イベント内で出ている屋台も意外と美味しいものがあります!
最近は屋台もいろいろな種類があって、ケバブとか本当におなかがすく匂いを漂わせてきます…(笑)

上記の気分転換の注意点というかポイント

頒布数0でも同人イベントに参加してよかったという気持ちへ切り替えていくための気分転換法をいくつか紹介しましたが、ひとつ注意点があります。

それは、「これってサークル参加じゃなくて一般参加でも楽しめたんじゃない?」と考えないようにすることです。

イベント会場の雰囲気を楽しむにしても、買い物や食事をたのしむにしても、一般参加でも可能なことではあります。
でも、それを考えてしまうと「せっかくサークル参加したのに一般参加と変わりないのか…」と虚しくなってきてしまいます。

一般とかサークルとか、そういったことはいったん脳内から追い出して、「同人イベントに行って楽しかったなぁ!」という気持ちを持てるように意識しましょう。

帰宅後などに我に返れば、いずれ「せっかくサークル参加したのになぁ」という気持ちは復活すると思います。
でも、一時であっても「同人イベントって楽しいなぁ!」と頭空っぽで感じられた記憶があれば、絶望や悲しみの度合いは変わってくるんじゃないかな、と個人的には感じています。

諦めなければ、きっといつかは誰かの手に渡る!

冒頭でおはなしした通り、私は初めてのサークル参加から3回目まで頒布数0でした。
同人誌を作る過程を楽しみ、友人に会ってはしゃいで一緒にごはんを食べて帰るためのイベント参加でした。

頒布数0でも、サークルスペースに座るというのは良い体験だと思っていました。
一般として買い物をして回るのと、スペース内の椅子から眺めているのとでは、イベントの空気の感じ方も異なります。

自分が飽きるまでずっとそんな感じで頒布0のまま続けていくことになるのかなぁ…と思っていました。
しかし、4回目のサークル参加のときに、初めて1冊頒布することができました。
あのときの1冊をお渡しするときの手が震えていたこと、受け取った500円玉の重み、きっと私は一生忘れられないと思います。

その後のサークル参加ではもう頒布数0で終わることは無くなり、活動ジャンルを変わってゆくなかで少しずつ頒布数を伸ばしていくことができました。

同人誌の頒布数って、自分の実力が関係あるのは勿論ですが、ジャンルやCPや物語の内容によっても大きく変わってきます。

せっかくサークル参加したイベントで頒布数0って、本当につらいですよね。
私も経験しているので、心が折れそうなのはよく分かります。

でも、たとえ頒布数が0だったとしても、同人誌を作り上げたこと・同人イベントに参加したことは全くの無意味ではありません。
今回は頒布数が0だったとしても、次回、もしくはそのまた次回は、手に取ってくれる人がいるかもしれません。

この記事を読んでくれた人の中には、今ちょうど頒布数のことで悩んでいる人もいるかもしれません。
もし、そうして落ち込んでいる人がいたら、頒布数だけが同人活動の全てじゃないとお伝えしたいです。

自分が納得できる形で「同人活動って楽しい!」と心から思って活動できるサークルが増えていくことを、ネットの片隅でひっそりと願っています。